平成30年2月9日鹿児島市城山観光ホテルにて平成29酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会表彰式及び祝賀会が行われました。

鹿児島県本格焼酎鑑評会とは、技術と品質の向上及び新製品の開発を図るために例年業界をあげて取り組んでいる催しです。

表彰式

城山観光ホテル ロイヤルガーデンにて午後3時30分から表彰式が行われました。

平成29酒造年度は、甘藷、黒糖、米、麦の原料原料別4区分に延べ133製造場から230点の焼酎が出品され、その中でも、原料特性と発酵によって醸しだされた香味が格調高く調和した鹿児島県を代表するに相応しい115場、179点が入賞いたしました。

入賞された蔵元を代表して、芋焼酎部門から南洲酒造合資会社、黒糖焼酎部門から徳田酒造株式会社、穀類焼酎部門から株式会社祁答院蒸溜所に表彰状が授与されました。また、杜氏を代表して若松酒造株式会社 樋之口 大作氏に表彰状が授与されました。

受賞されました蔵元のみなさん、おめでとうございます。

 

平成29酒造年度鑑評会優等賞入賞者名簿はこちらから参照できます。

 

本年度の本格焼酎の特徴

山根審査委員長から本年度の本格焼酎の特徴について下記の通り報告がありました。

いも焼酎について

本年度は原料である甘藷の出来栄えにややばらつきがみられましたが、杜氏の長年の経験による巧みな技と製造者の努力により、原料不良や工程の不備による欠点はほとんどみられませんでした。

甘藷特有の甘い香りや発酵に伴う華やかな香りのもの、味にふくらみがあるものから口当たりの切れが良いものまで、原料特性を生かした、製造場ごとの個性が強く感じられるものが多数出品されました。

黒糖焼酎について

油性成分の酸化や不健全な発酵による臭いなどの欠点はみられず、原料の黒糖由来の甘いふくよかな香りと、口当たりの良いほのかな甘みを感じられるものが数多く出品されていました。 

米焼酎について

発酵に伴う華やかな香りと、米由来の軽快な味わいのものが印象的でした。

麦焼酎について

原料由来の軽快な味や香りが印象的でした。

利き酒

利き酒コーナーでは、今回鑑評会で入賞された焼酎を試飲していただきました。酒造メーカーの方はもちろん、招待者のみなさんも真剣な面持ちでメモをとりながら利き酒をしており、焼酎づくりへの情熱が感じられる場面でした。

 

祝賀会

城山観光ホテル・エメラルドホールで、平成29酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会祝賀会が開催されました。

薩摩焼酎、奄美黒糖焼酎の美味しさと料理を堪能しながら、来場者同士で楽しく語らい、親交を深めている事が実感できる祝賀会となりました。

なお、表彰式では平成29酒造年度の本格焼酎の製造数量は前年対比98%、出荷量は96%と減少しており、本格焼酎市場は、業界内の競争が益々激化しています。このような中で、目先の利益だけを求めて価格競争に走るのではなく、消費者の思いに応える、良質で安全な、魅力のある本格焼酎の提供に取り組みたいと濵田会長から挨拶がありました。

今年も是非、鹿児島県産の本格焼酎をご愛飲ください。

2018年2月16日 金曜日 掲載

《関連記事》